10日22:45新宿発のバスで上高地へ向かいます・・・
そのバスで寝られるようにその日は飲み会をセッティングして、終了後に行くプラン・・・
ところが、ちょっと飲みすぎてバスの時間に遅刻しかけるという大失態をさらしてしまいました・・・
T氏、いきなり本当に申し訳ありません・・・
そんなこんなで先行き危ぶまれながらも無事バスに乗車
なつかしの平湯で上高地行きに乗り換えます
(新宿から上高地に行くバスは2種類、毎日アルペン号とさわやか信州号がありますが、上高地はお盆の特定期間、バスの乗り入れ規制もしており、さわやか信州号は直行便ですが、毎日アルペン号は平湯で乗り換える必要があります)
5:30 上高地バスターミナルに到着
夏休み期間中とあって、日曜日ですがなかなかの賑わい
おにぎりを食べて、着替えやトイレも済ませて・・・
6:00 上高地バスターミナルを出発
日中は観光客でにぎわう河童橋もこの時間は閑散としています
去年泊まった小梨平を横目に見ながら軽快に歩みを進め・・・
6:50 明神館に到着
先も長いので、少し水分補給したら出発します
明神岳がきれいに見え、天気も期待できそうな予感
7:40 徳沢に到着
カラフルなテントに目が奪われましたが、涸沢はこんなもんじゃないんだろうな・・・
小鳥のさえずりなんかを聞きながら、着々と歩みを進めます
8:40 横尾に到着
快調に進んできたので、ここで少し長めの休憩をとります
横尾まではハイキング気分でしたが・・・
この橋を渡るとだんだん本格的な登山になっていくという事前情報を見てきたので、気合を入れなおします
9:00 涸沢に向けて出発
やっぱり上高地~横尾間とは雰囲気が違うかも
少し道幅が狭くなり、道も起伏が激しくなっていきます
10:00 本谷橋に到着
距離的には横尾~涸沢の半分強を過ぎました
ここまではそれほどつらさを感じずに来られたので、案外行けるとか思いながら・・・
(それが大きな間違いだったことに後で気付くことになることをこのときは知りません)
この景色に・・・
思わずこんな伸びをしつつ、冷たい川の水に癒されながら10分ほど休憩を取って先へ進みます
そして、本谷橋からが長かった・・・
はるか遠くに涸沢ヒュッテの吹流しが見えてからが地獄のように長いと聞いてはいましたが・・・
もう息も絶え絶え、脚も上がらないという状況に立ちふさがる雪渓
アイゼンが必要なほどではなかったですが、疲れた体にはこたえます・・・
それでも何とか登っているとこの看板・・・
ということはもうすぐか!
そうでもなく、この看板があったのはこの雪渓の下の方
よく登ってきたもんだ
雪渓を上りきって、見えてきたのはいよいよ・・・
11:50 涸沢ヒュッテに到着
上高地から5時間50分、長い道のりでした・・・
しかし、そこで待っていたのは夢にまで見た景色
涸沢はフリーサイトなので、まずは場所を確保するため、疲れた体に鞭打ってとりあえず設営
早い時間に着くことができたので、なかなかいい場所を確保できました
ただ、テントを張れるスペースは大体が自立式の2~3人用テント向け
設営に広い面積が必要なカフラシルの設営にはかなり手間取りました
平らな部分の外側も利用して何とか張ったので、地面からちょっと浮いています
まぁ、気にしない・・・
正直涸沢ではめちゃめちゃ設営しにくかったカフラシル
直前に
あわてて作ったメッシュアンカーがとても役に立ちました
とても広いので、中は贅沢なほど広い空間
と言っても、そんなに置くものはありません^^;
寝床はこの日のためにバグアウトビビィをこっそりポチッ・・・
あれ、T氏、その幕・・・
設営したら忘れずに受け付けをします
正式名称は「国設涸沢野営場」と言うんですね
1泊700円の幕営料を支払い、テントに設営許可証を設置
テント場から上の方に見えるのが涸沢小屋
もちろん、とりあえず行ってみますが、そこまでの登りがまた脚にこたえました・・・
ここまできたらやっぱりMAMMUTジョッキでかんぱーい!
いや、この一杯のために登ってきたと言っても過言ではないと思いました
ここまで登ってきた達成感が隠し味になっているのか、カレーもラーメンもひと味ちがいます
まだまだ時間はあるので、のんびり涸沢の雰囲気を味わいます
コーヒー(インスタント)を淹れてまったりした後は・・・
ポテサラ&マカサラ(T氏持参)をつまみに再びかんぱーい!
雪渓でワイン(これは自分持参)を冷やして・・・
早いけど夕食の準備を・・・
サラスパを半分に折って
Mark isでもらったシェラで茹でます
ふたはアルミホイルで作ってきましたが、ちゃんと茹であがるのか・・・
レトルトのパスタソースをかけて、思ったよりちゃんとできました
そしてなんと、T氏はこんなものまで準備されていました!
さぞかし重かったと思われますが、せっかくなのでご相伴に預かります
いや、おいしかった!
夕食もささっと終わり、缶詰めの焼き鳥をつまみに赤ワインを頂きます
それもほどほどにして、2日目の奥穂高岳アタックに向けて7時過ぎには就寝
2日目に続く
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